夏の疲れと自律神経 ~暑さに負けない体づくりを~

7月健康コラム:夏の疲れと自律神経 ~暑さに負けない体づくりを~

7月下旬を迎え、厳しい暑さが続いています。この時期、「夜しっかり寝たはずなのに朝から体がだるい」「なんとなく食欲がわかない」といった不調を感じていませんか? その原因は、暑さによる体力の消耗だけでなく、私たちの体をコントロールしている「自律神経の乱れ」にあるかもしれません。

今回は、夏の疲れを溜め込まないための、自律神経の整え方についてご紹介します。

★夏に自律神経が乱れる理由

自律神経には、日中や活動時に優位になる「交感神経」と、夜間やリラックス時に優位になる「副交感神経」があり、体温調節などの機能を24時間コントロールしています。

しかし、夏の時期は以下のような原因で自律神経が過剰に働き、バランスを崩しやすくなります。

激しい温度差: 猛暑の屋外と、冷房が効いた室内の行き来(温度差7℃以上)を繰り返すと、体温調節が追いつかなくなり、自律神経が疲弊してしまいます。

・熱帯夜による睡眠の質の低下: 寝苦しさから夜中に何度も目が覚めると、体を休めるための副交感神経が十分に働かず、疲れが翌朝に残ってしまいます。

★自律神経を整える3つのセルフケア

・夏こそ「ぬるめのお湯」で湯船に浸かる 暑い日はシャワーで済ませがちですが、冷房で冷えた体は自律神経を緊張させます。38℃40℃のぬるめのお湯に1015分ほどゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスモードに切り替わります。

・エアコンを上手に使って睡眠環境を整える 冷房のタイマーが切れた後に暑さで目が覚めるのは、自律神経に大きな負担をかけます。設定温度を26℃28℃の高めにし、朝までつけっぱなしにする方が、途中で途切れるよりも質の良い睡眠を維持しやすくなります。

・内側から元気の土台をサポートする 冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂っていると、胃腸が冷えて自律神経の乱れをさらに加速させます。日頃から温かいスープを食事に取り入れたり、植物の恵みが詰まった発酵食品や栄養を意識して補給し、内側からバリア力を高めておくことが大切です。

 

夏はまだこれからが本番です。日々の暮らしの中で自律神経を優しく労わり、外側からの冷房対策と、内側からのセルフケアを味方につけて、この夏を健やかに乗り切っていきましょう。

 

カリカセラピ健康コラム

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