バレンタインにちなんだ“カカオの健康効果”

2月14日といえば、バレンタインデー。チョコレートが主役になるこの季節ですが、「甘いから体に悪そう」「食べすぎはNG」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、チョコレートの原料であるカカオは、実は古くから“薬”としても重宝されてきた、栄養価の高い食材です。今回は、バレンタインの季節にこそ知っておきたい、カカオの健康効果について、分かりやすくご紹介します。
★ そもそも「カカオ」とは?
チョコレートの原料であるカカオは、カカオ豆と呼ばれる種子から作られます。
カカオ豆は、南米やアフリカなどの赤道付近で栽培され、古代文明の時代から「神の食べ物」として珍重されてきました。現代のチョコレートは、
・カカオ豆
・砂糖
・ミルク
などを加えて加工されていますが、健康効果の中心となる成分は、カカオそのものに含まれています。特に、
- カカオ含有量の高いチョコレート
- ココアパウダー
などは、カカオの良さを取り入れやすい食品です。
★ カカオに含まれる注目の栄養成分
① カカオポリフェノール
カカオの健康効果を語るうえで欠かせないのが、カカオポリフェノールです。ポリフェノールには、
- 抗酸化作用
- 血流を良くする作用
があり、体のサビ(酸化)を防ぐ働きがあります。酸化は、
- 老化
- 生活習慣の乱れ
- 肌トラブル
などの原因になるため、日常的に抗酸化作用のある食品を取り入れることが大切です。
② テオブロミン
カカオ特有の成分として知られるのが、テオブロミンです。カフェインに似た成分ですが、刺激が穏やかで、以下のような作用が期待されています。
- リラックス効果
- 血管拡張による血流改善
- 気分の安定
「チョコレートを食べるとホッとする」と感じるのは、このテオブロミンの影響も大きいと言われています。
③ ミネラル(マグネシウム・鉄・亜鉛など)
カカオには、日常生活で不足しがちなミネラルも豊富に含まれています。特に、
- マグネシウム:筋肉の緊張緩和、神経の安定
- 鉄:女性に不足しがちな栄養素
- 亜鉛:免疫力や味覚の維持
など、体の調子を整えるうえで重要な栄養素が含まれています。
《カカオがもたらす主な健康効果》
① 血流改善・冷え対策
カカオポリフェノールには血管をしなやかに保ち、血流を促す働きがあります。血流が良くなることで、
- 手足の冷え
- 肩こり
- 疲れやすさ
の改善が期待できます。寒さが厳しい2月にこそ、カカオはうれしい存在です。
② ストレスケア・リラックス効果
バレンタイン前後は、仕事や人間関係、イベント準備などで知らず知らずのうちにストレスが溜まりやすい時期。テオブロミンには、
- 気持ちを落ち着かせる
- 緊張を和らげる
といった作用があり、心のケアにも役立つとされています。
③ 美容とエイジングケア
抗酸化作用のあるカカオポリフェノールは、
- 肌のハリ
- シミ・くすみ対策
- エイジングケア
といった美容面でも注目されています。「甘いもの=美容に悪い」と思われがちですが、質を選べば、むしろ美容の味方になってくれるのがカカオの魅力です。
④ 腸内環境のサポート
カカオには食物繊維も含まれており、腸内環境を整える働きが期待できます。腸内環境が整うと、
- 免疫力
- 肌の調子
- 気分の安定
など、全身の健康につながります。
4.健康効果を活かす「チョコレートの選び方」
せっかくカカオを取り入れるなら、選び方も大切です。
おすすめのポイント
- カカオ含有量70%以上
- 砂糖が控えめ
- できるだけシンプルな原材料
ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは、カカオ量が少なく、砂糖や脂質が多くなりがちなので、食べる量と頻度を意識すると安心です。
チョコレートの原料であるカカオは、血流改善・ストレスケア・美容・腸内環境など、私たちの健康を幅広くサポートしてくれる存在です。今年のバレンタインを楽しまれる方は、「甘いご褒美」だけでなく、体をいたわる一粒として、カカオの力を取り入れてみてはいかがでしょうか。