気圧の変化と気象病

ここ数年で急増している気象病。
寒暖差や気圧の変化により自律神経が乱れることが原因と考えられており、潜在的には1,000万人いるともいわれています。

◆気象病の症状

代表的な症状は、頭痛、めまい、疲労感、ぜんそく、アレルギー関節痛、鬱のような精神な症状もあります。

寒暖差や気圧の変化が激しかったり、低気圧が続くと、耳の「内耳」という部分に負担が強くかかります。
内耳は耳から受けた情報を脳に伝える働きをするので、その結果、自律神経のバランスが乱れ、気象病の症状が起こると考えられています。

また、東洋医学では湿気が原因と考えられており、梅雨時期や台風の多い時期に、体内の水分の代謝が悪くなることから、頭の重さやむくみ、めまい、倦怠感などの症状が起こるといわれています。

 

◆こんな症状に注意!

【気象病セルフチェック】
■天気が悪くなる前日に体調不良や気分の落ち込みがある
■体調の変化で天気が悪くなるのがわかる
■頭痛がよくある
■耳鳴り、めまい、ふらつきがよくある
■肩こりなどの慢性痛がある
■乗り物酔いをしやすい
■日常的にストレスを強く感じる

上記の項目のあてはまる数が多ければ多いほど気象病になりやすくなります。


ここ最近は気圧の変化によって目まいやふらつき、耳鳴りの症状でお悩みの方が急増しているそうですので、耳や耳の周りのマッサージ、水分の代謝アップをして予防をしていきたいですね。
(耳の周りのマッサージを3回程度。やり過ぎにはご注意ください。)

目まいやふらつきは「メニエール病」の危険性もあり、症状がひどくなってしまうと、外出やお仕事、家事などを行うことが怖くなってしまうなど、生活に支障がでてきてしまうので要注意ですね。

また、どの症状もストレスをためることになるので、さらに自律神経のバランスを崩すことになり、悪循環になってしまいます。

気温や気圧の変化は努力しても変えれるものではありません、

自律神経のバランスを整えるうえで大切な、睡眠、食事、運動に加え、ストレス対策、体内の水分代謝アップ(こまめな水分摂取、排尿、発汗)をしっかりして過ごしたいですね。


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