梅雨の健康対策
毎年やってくる梅雨。
雨の日が多くなり、湿度が高い日が多くなってきますね。
梅雨に入り気圧の低い日が続くと、体調を崩される方がいらっしゃいます。
気圧と体調はとても関係があり、50代女性の70%の方は、梅雨時期に体調を崩した経験があるともいわれています。
◆梅雨時期の気圧差で体調をくずされる方の主な症状
・頭痛(偏頭痛)
・倦怠感
・疲労
・不眠
・めまい(ふらつき)
・関節痛(肩こり、首こり)
などがありますが、梅雨時期の体調不良の原因の1つとして「むくみ」があります。
湿度が高いこの時期は、体内の水分が汗や尿として外に排出できずに体内に「水毒」としてとどまってしまいます。
梅雨時期の頭痛(偏頭痛)も脳のむくみが原因といわれていたり、倦怠感や疲労などもむくみや(水毒の滞り、水分代謝の悪化)が原因の可能性があります。
◆近年急増している「めまい」
また、近年急増しているのが「めまい」です。
梅雨の時期は、身体のバランスを調節している自律神経や耳の機能が乱れ、身体の中に余分な水分も溜まり、むくみやすくなるため「めまい」が起こり易くなります。
上記の症状はどれも長引きやすかったり、症状が強くなることがあるので、これからの季節は特に予防や対策が必要になってきますね。
対策としては、
■カリウムの摂取
むくみの解消には、カリウムがおすすめです。体の余分な塩分とともの水分を排出してくれます。
カリウムが多く含まれる食材としては、きゅうり、ズッキーニ、大根、アボガド、バナナなどに多く含まれています。
■ストレッチ
意識して、肩甲骨を動かすように腕をまわしたり、ストレッチを行うようにすると、血のめぐりが良くなります。
肩、首、ふとももなど、大きな筋肉や血管が密集している部分を動かすと、体全体の代謝が上がり、全身のむくみ予防につながります。
その他にも、睡眠の質を高めたり、生活のリズムを整えたり、できるだけ予防をして、梅雨時期やこれから続く厳しい夏を過ごしていきたいですね♪