食欲の秋 食べすぎ対策

「食欲の秋」はおいしいものが豊富で、旬の食材を活かして美味しい食事を楽しむチャンスです♪しかし食べ過ぎてしまい体重が・・・みたいな経験はありませんか。そこでおいしく秋を楽しみながら、食べ過ぎ対策を紹介します
◆なぜ秋は食べ過ぎちゃう?
秋が「食欲の秋」と言われる理由はいくつか説があります。
1.心身の安定につながる脳内の「セロトニン」というホルモンがあります。このセロトニンは日照時間が短くなると少なくなり、長くなると増えるという性質があります。セロトニンは食事からも摂取でき、食欲を増してセロトニンを増やして、体を安定させていると言われています。
2. 夏は暑さにより低下していた食欲が、涼しくなり回復するため食欲が増します。
3.気温が下がり、冬に向けエネルギーを蓄えようとして基礎代謝があがります。
これらの理由により、秋は食べ物も豊富で体も食欲を感じやすくなるため「食欲の秋」とよばれるようになったのですね。
◆食べすぎないためのポイント
1.食事の前に水やスープを摂る
食事の最初にコップ1杯の水やスープを飲むことで満腹感を感じやすくなり、 食べ過ぎ防止に繋がります。温かいスープは特に秋にぴったりですね。
2.よく噛んで食べる
ゆっくりよく噛むことで満腹中枢が刺激され少量でも満腹感が得られます。目安として一口に20~30回噛むよう心がけましょう
3.食事終了のサインを習慣づける
食事の終わりを意識的に示すことは、食べ過ぎやそのままだらだら食べ続けてしまいがちな方には効果的です。たとえば、毎食後に1杯のお茶やコーヒーを飲み、一休みを入れることでメリハリのある食生活にもつながります。
4.定期的に運動する
空腹を感じた時に軽い運動をしてみると、空腹感が紛れることがあります。空腹感は時に「偽の空腹」(ストレスや習慣による空腹)であることも多く、軽い運動で気分転換をすると食欲が落ち着くことがあります。また、健康的な体重管理やストレス解消にもつながります
食欲が増すこの時期、ぜひ食欲の秋も満喫しながらもついつい食べ過ぎてしまわないように、今回ご紹介したポイントも参考に、食欲の秋を楽しんでみてください