変化やストレスがもたらす五月病とは?
新年度から約1か月が経過し、新しい環境での緊張や疲れがピークに達するこの時期、なんだかやる気が出ないといった五月病の症状に気を付けたいですね。
五月病とは正式な名称ではなく、医学的には、「適応障害」「抑うつ状態」と関係があることが多いです。また、五月の連休明け頃から夏にかけて、特に新入社員や新入生を中心に起こりやすいと言われています。
◆五月病の症状
・体がだるくて気力がでない
・疲れやすく倦怠感がある
・眠れない
・感情が不安定になる
・今までできていた日常的な家事や趣味が面倒になった
・やる気がおこらず、会社へ行くことに抵抗がある
◆こんな人は要注意
五月病になるのは、新入社員や新入生だけとは限りません。次のような方も注意が必要です。
・この春に就職・異動・転勤・転職した
・職場の雰囲気や人間関係などが変わった
・新たな責任やプロジェクトを任された
・子どもが受験、卒業、入学などでプライベートが慌ただしかった人
・メンタルや体の不調で復職して半年以内の人
など、変化が多かった人に五月病と呼ばれる「抑うつ状態」が起こりやすいとされています。
◆五月病への対応策
五月病の対応策としては、ストレスや疲労をためないことが大切です。
自分の趣味などの時間を大切にしましょう。脳内の「幸せホルモン(セロトニン)」の分泌が活性化し、ストレスが緩和されます。
適度な運動と質の良い睡眠で規則正しい生活を心がけましょう。
日頃から自分に合ったストレス解消法を身につけて上手に気分転換できるといいですね。