2023.01.23
睡眠障害とうつ病の関係は?
■近年、問題になっている「睡眠障害」と「うつ病」
『睡眠障害』と『うつ病』どちらもなりたくない症状ですよね。
この2つはとても密接な関係があり、快適な生活を送るためには、
どちらもケアが大切なのは皆様ご存知だと思います。
まず「睡眠障害」は、
・入眠困難(寝つきが悪い)
・中途覚醒(夜中に目が覚める)
・早朝覚醒(朝早く起きてしまう)
この3つがあります。
こういった睡眠障害が起きているときは、自律神経のバランスが崩れている可能性があり、
・眠れても疲れがとれない
・疲労の蓄積
・ストレスの蓄積
などが重なり、身体に悪影響が及ぼしてしまいます。
その代表的な症状が「うつ症状」です。
■睡眠障害からくる疲労の蓄積、ストレスの蓄積が原因で起こりうる症状
・気分低下(憂鬱、元気が出ない、気落ちする)
・意欲低下(何をするにも臆病になる、集中力の低下)
・身体症状(倦怠感、頭重感、食欲低下など)
の症状が起こりやすくなります。
また、逆に、うつ症状がでてから、睡眠障害を起こしてしまうこともあるようなので、どちらも気を付けなければいけません。
うつ病の原因は睡眠障害以外にも、精神的ストレス、過労などが考えられています。
「精神的ストレス」「過労」は睡眠障害の原因にもなりうるものなので、しっかりと予防していきたいところですね。
■ストレスケアの方法
・しっかり休養をとる
→睡眠がとれなくても、お家で休息、ゆっくりした時間をとることがオススメです
・食事のバランスを崩さない
→ジャンクフードやコンビニ、惣菜などに頼り過ぎない
・リラクゼーション
→趣味、音楽鑑賞、適度な運動(ストレッチ、散歩など)
・家族、友人とのコミュニケーション
→食事や電話など会話のコミュニケーションをとる
など、さまざまな方法があると思いますが、
まずはリラックスできる時間、普段とれないご趣味、ご家族やご友人との楽しい時間をとるのもいいと思います。
現代社会の生活において、ストレスの蓄積は大きな問題にもなっていますので、しっかりとケア、予防して、身体的にも精神的にも快適な生活を目指していきたいですね。