3月18日は「春の睡眠の日」
3月も中旬になり、春の日差しの心地よさを感じられるようになってきました。一方、寒暖差や花粉症などで睡眠の質が落ちるとも言われ、体調に注意したい時季です。
日中は少しずつ暖かい日も増えてきてきましたが、朝晩はまだ冷える日がありますので、体調管理が難しい時期です。
◆3月18日は「春の睡眠の日」
「睡眠の日」は、睡眠についての正しい知識の普及と国民の健康増進への寄与を目的に、
睡眠健康推進機構が日本睡眠学会との協力によって制定したものです。
3月18日を「春の睡眠の日」、9月3日を「秋の睡眠の日」と定めています。
睡眠をとることは、体や心の疲れをとるためにとっても大切です。
この春の「寒暖差」は、様々な体調不良の原因になるので要注意なんです
疲労感や倦怠感、免疫力の低下、高血圧などの生活習慣病の悪化、精神的な不調など、人によって症状は様々ですが、そんなときに大切にしたいのが「睡眠」です。
春の寒暖差の影響によって自律神経が乱れると、睡眠の質が悪くなったり、寝つきが悪くなったり、睡眠をとっても疲れがとれなかったり、あまり良いことはありません。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、日中に活動(仕事、家事、育児など)をするときは「交感神経」がはたらき、入浴、睡眠の体が休まるときは「副交感神経」がはたらきます。
上手に睡眠をとるには、この「自律神経のバランス」がとても大切です。
とは言うものの、春の寒暖差によって自律神経は乱れやすくなってしまいます。
天気や気候、寒暖差をどうにかすることはできませんので、自律神経を少しでも整えていくことがとても大切になってきます。
◆良質な睡眠をとるためには?
・太陽を浴びる(特に朝日)
・入浴する
・深呼吸・ストレッチ
・寝る前のスマートフォン、パソコンを避ける
など、手軽にできる方法もありますので、短時間でもいいので、生活のなかに取り入れていきたいですね。
また、睡眠の質は「脳疲労」とも関わりがとてもあります。
職場などの環境の変化からくるストレスや年度末、年度初めの忙しさからくるストレスなども脳疲労につながり、睡眠の質を低下させてしまいますので、ストレスケアも大切ですね。
睡眠の質は健康に生活していくなかでとても重要なカギとなります。
寒暖差が激しかったり、年度末、年度初めで多忙な時期だとは思いますが、少しでも質の良い睡眠をとって、健やかに楽しい春を過ごしていきたいですね。