冬の腸は停滞しやすい?冷えのカギは腸!
これから迎える冬。
寒さが厳しくなってくると、風邪やインフルエンザにも注意しなければいけませんね。
◆これからの季節気になるのは・・
手洗い、うがい、良質の睡眠、入浴などなど、免疫力を高めていくために大切なことはたくさんありますが、
やはりこれからの季節、1番気になるのは「冷え」ではないでしょうか?
◆注目!免疫と深い関係があるのは・・・
そのなかでも特に注目にしたいのが「腸内環境」
腸内環境が免疫と深い関わりがあるのはご存知の方も多いと思います。
それと同じくらい、冷え(体温)も深い関わりがあり、体温が1度下がると免疫は30%も落ちると言われています。
「冷え」と「腸内環境」は免疫のバランスを整えるうえでとても大切なものになってくるのは言うまでもありません。
免疫細胞の約7割は腸に生息しているといわれ、「腸は最大の免疫器官」と呼ばれるほど、
腸は免疫のカギをにぎるものになっています。
しかし、この腸は冬になると働きが悪くなりやすくなることをご存知でしょうか?
・冬になり気温が下がると体が冷えます。
・体が冷えると、交感神経が優位になり、腸管の運動が抑えられます。
・冷えにより血管が収縮され、腸にむかう血液量が少なくなります。
このような状態になると、消化、吸収、排泄がうまく行われなくなってしまうので、下腹部の張りや腹痛といった症状が出やすくなります。
また、老廃物や毒素が体内に長く留まることにより、肌荒れ、肥満、便秘といったトラブルが起こりやすくなってきます。
さらに、新陳代謝が衰えることで、血流が滞りやすくなってしまい、さらに冷えが加速しやすくなり、免疫のバランスが負の連鎖のように崩れやすくなってしまいます。
冷えが始まり、腸内環境のバランスが崩れてしまうと、免疫のバランスが崩れやすくなり、インフルエンザや風邪にもかかりやすくなってしまいます。
これからの季節にとって良いことは1つもありませんね。
◆冷え対策にオススメは・・?
運動やストレッチで体を温めたり、腹巻や睡眠時に湯たんぽを利用したり、腰回りを温めるのもオススメです。
これから迎える冬を快適に過ごしていくためにも、今の時期から冷えから体を守り、腸内環境を整えていきたいですね。