乾燥対策:肌と呼吸器の保湿ケア
11月に入りましたね。今年も残すところあとわずかになってきました。11月になると気温もぐっと下がり空気が乾燥し始めます。この時期は肌がカサつくだけでなく、乾燥した空気が呼吸器にも負担をかけ、のどの乾燥により風邪をひきやすくなります。今月は特に、「肌と呼吸器の保湿ケア」に気をつけてみませんか。
★肌の保湿ケア
肌の乾燥対策としてまず重要なのが、日常のスキンケアです。洗顔後には保湿力の高い化粧水や、乳液、クリームなどを使い肌の水分を閉じ込めましょう。特に、乾燥しやすい頬・目元・口元などは念入りにケアすることがポイントです。化粧水にカリカを薄めた水を使用するのもおススメです。天然成分なので肌に優しく潤いを与えてくれます。
また、体内からの水分補給も大切ですので、水分を意識的に摂取し必要に応じてビタミン豊富な食品を摂取すると肌の潤いを保つのに役立ちます。
★呼吸器の保湿ケア
乾燥した空気は呼吸器の粘膜にも負担をかけ、のどの乾燥、風邪、インフルエンザにかかりやすくなってしまいます。呼吸器の保湿には、室内の湿度を40~60%に保つことが理想的です。加湿器の活用や、洗濯物を部屋干しするなどして対策していきましょう。また、ハーブティーや蜂蜜を摂取することもおススメです。ハーブティーは水分摂取とともに、呼吸器のケアにもなります。蜂蜜は抗菌作用と保湿効果がありのどの乾燥を和らげてくれます。
外側と内側からのケアを取り入れて保湿ケアを行うことで乾燥の厳しい季節にも快適に過ごせるようになります。肌はスキンケアと水分、呼吸器には湿度管理と適切な環境を整えることがポイントです。乾燥が厳しい季節に備えて、今から保湿ケアをしっかり取り入れ元気に冬を迎え入れましょう。