真冬のスキンケア

冬は空気が乾燥し、寒さや暖房の影響で肌の水分が失われやすい季節です。時期に多くの人が悩む肌トラブル。。。肌トラブルを防ぐためにはスキンケアだけでなく、日々の生活習慣にも気を配ることが大切です。ここでは、生活習慣とスキンケアの相乗効果で肌を健やかに保つポイントをご紹介します。

 

★肌トラブルの種類と原因

乾燥肌の症状

  • 肌表面のカサカサや、粉を吹いたようになる
  • 肌がつっぱる感覚があり、不快感がある
  • 放置すると、痒みやヒビ割れが生じることも

原因

  • 湿度不足:外気も室内も湿度が低いため、肌が水分を保持できなくなる
  • 皮脂分泌の減少:寒さで皮脂腺が活発に働かず、肌の油分が不足
  • 摩擦や刺激:乾燥した肌は敏感になり、タオルや衣服との摩擦でさらに悪化

対策

  • 保湿ケアを徹底:セラミドやヒアルロン酸配合の化粧品で、肌に潤いを補給しバリア機能をサポート
  • 加湿を心がける:加湿器を使って室内の湿度を5060%程度に保つ
  • ぬるま湯の使用:熱いお湯で洗顔や入浴をすると皮脂が失われるため、ぬるま湯で優しく洗う。

 

赤み・かゆみの症状

  • 頬や鼻が部分的に赤くなり、かゆみを伴うことがある
  • 肌に触れるとヒリヒリした刺激を感じる
  • 湿疹や炎症を引き起こすケースも

原因

  • 寒暖差:外の寒さと室内の暖かさを行き来することで毛細血管が収縮・拡張を繰り返し、赤みが出る
  • 外部刺激:冷たい風や乾燥した空気が直接肌を刺激する
  • 乾燥によるかゆみ:角質層がダメージを受け、外部刺激に過敏になる

対策

  • 外出時の保護:マスクやマフラーで肌を寒風から守る
  • 低刺激のスキンケア:アルコールや香料を含まない製品で、刺激を避ける
  • 血行促進ケア:お風呂で体を温め、血行を良くすることで赤みを和らげる

 ★スキンケアにも効果的な生活習慣

 1. 十分な水分補給で内側から潤いを

冬は寒さから喉の渇きを感じにくく、水分補給を怠りがちです。しかし、体内の水分不足は肌の乾燥を加速させます。意識的に水やハーブティーを飲むことで、体内から潤いを補給しましょう。朝起きた時や食事の前後など、定期的に摂取する習慣をつけることがポイントです。

  1. 栄養バランスの良い食事で肌をサポート

肌を健やかに保つためには、ビタミンやミネラルが欠かせません。特に以下の栄養素を積極的に取り入れましょう:

  • ビタミンC(柑橘類、ブロッコリー):肌のハリを保つコラーゲンの生成を助けます。
  • ビタミンE(ナッツ類、アボカド):抗酸化作用で肌の老化を防ぎます。
  • オメガ3脂肪酸(魚、チアシード):肌のバリア機能をサポートします。
  1. 室内環境を整える

暖房による室内の乾燥は、肌の水分を奪う大きな原因です。加湿器を活用して湿度を5060%程度に保つことで、肌に優しい環境を作りましょう。また、適度に窓を開けて換気し、新鮮な空気を取り入れることも重要です。

  1. ストレスケアで肌の調子を整える

冬は日照時間が短くなり、気分が落ち込みやすい季節でもあります。ストレスは肌の免疫力を低下させるため、リラックスする時間を意識的に作りましょう。ヨガや深呼吸、アロマテラピーなど、心を落ち着ける方法を取り入れると良いでしょう。

 

乾燥や刺激から肌を守るためには、毎日のケアに加え生活環境も大切になります。肌の健康を守る習慣を取り入れて、この季節を快適に過ごしましょう。

カリカセラピ健康コラム

冷えから身体を守る冬の血行ケア 2025/12/09

冷えから身体を守る冬の血行ケア

「手足が冷えて眠れない」「肩がこわばってつらい」――そんな冬の悩みを抱えていませんか。寒さによる血行不良は、単なる不快感にとどまらず、疲労や免疫力の低下に...

冬本番 免疫力アップ習慣 2025/12/03

冬本番 免疫力アップ習慣

冬が深まると、「なんとなく体調を崩しやすい」「風邪をひきやすい気がする」という小さな不安を抱える方が増えてきます。忙しい時期でもありますから、無理をしない...

乾燥対策で肌も喉も守る! 2025/11/26

乾燥対策で肌も喉も守る!

冬の訪れとともにやってくる「乾燥トラブル」秋が深まり、冬の足音が近づく11月。気温だけでなく、空気の「湿度」も下がり始めます。暖房を使う機会が増えるこの季...

寒暖差疲労にご用心 2025/11/05

寒暖差疲労にご用心

11月は秋から冬への移行期。朝晩の冷え込みが強まり、日中との気温差が10℃以上になる日も珍しくありません。さらに、日照時間の減少や湿度の低下も加わり、体は...

RECENTLY VIEWED

最近見た商品