心身のリセット術!五月病を乗り切ろう

春の新生活に少し慣れてきた5月。本来なら気候も良く過ごしやすいはずなのに、「気分がすぐれない・寝ても疲れが取れない・食欲がわかない・なんとなく不安」。そんな「心と体の不調」を感じる人が増える時期でもあります。これは俗に「五月病」と呼ばれ、心と自律神経のバランスが乱れることで起こる状態です。今回は、五月病を予防し、乗り越えるためのヒントをご紹介します。
★原因は環境変化によるストレス
五月病の主な原因は、環境の変化や新しい生活へのストレスです。特に職場や学校での新しい責任、引っ越しや人間関係の変化による緊張感が、心身に負担をかけることがあります。また、気温の寒暖差、生活リズムの変化。知らず知らずのうちに体も心もストレスを受けています。これに加え、ゴールデンウィーク後の疲労感や連休中の生活リズムの乱れも影響を与えることがあります。これらのストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが崩れ、気分や体調に影響が出やすくなるのです。
★心と体を整えるポイント
【心のケア】
五月病の予防には、心のケアが欠かせません。以下の方法を試してみてください:
生活リズムを整える
・朝日を浴びて体内時計をリセット。起床後、カーテンを開けて朝日を浴びるとセロトニン(幸せホルモン)の分泌が促され、気分が前向きになります。
・睡眠時間を確保し、夜はスクリーンタイム(スマホやPC)を控えてリラックス時間を。
適度な運動を取り入れる
ウォーキングやストレッチなど軽い運動で体を動かすと、ストレス解消に効果的。5分程度の深呼吸やヨガもおススメです。
栄養バランスの良い食事
ビタミンB群(豚肉・玄米・納豆など)やマグネシウム(ナッツ類・海藻類)を積極的に摂取。ストレスに対抗する力をサポートします。
自分を労わる時間を持つ
趣味や好きなことに没頭する時間を作り、心の余裕を取り戻しましょう。人と話すことや、自然の中でリフレッシュするのも効果的です。
五月病は誰にでも起こりうるものです。無理せず、自分のペースで心と体をケアすることが大切です。「頑張りすぎない自分」を受け入れて、5月を過ごされてくださいね。もし五月病が長引く場合は専門家に相談することもおすすめです。