夏の快眠術
夏になると暑さや湿度で寝苦しさを感じられる方も多いのではないでしょうか?
この季節のしっかり睡眠がとれていないと、疲れを翌日に持ち越し、さらにまた翌日に持ち越し…と疲労がしっかりとれなくなり、負の連鎖につながってしまいます。
◆安定した快眠に必要なことは?
夏だけでなく、安定した快眠に重要なのが「体温」
皮膚表面の体温と、それよりも少し高い「深部体温」と呼ばれる脳や内臓を含めた体内の体温があります。
夜になると、手や足の先から放熱して深部体温が下がることで、自然と眠気が高まって快眠へと導いてくれます。
しかし、今の季節、寝室の温度や湿度が高いと、この深部体温が下がりづらくなり、快眠につながらなくなってしまいます。
室内の温度や湿度を上手にコントロールするためにエアコンを活用することがオススメですが、部屋をキンキンに冷やし過ぎても体には悪影響です。
◆寝室のエアコンの活用①
【エアコンの風の向きは天井に向けて寝る30分前につける】
・日中に室内に溜め込んだ熱が夜になっても天井や壁にこもっているので、寝る直前にエアコンをつけても部屋の温度、湿度はなかなか下がりません。
30分ほど前にエアコンをONにして、寝るときに最適な温度、室温にしておくことがオススメです。
◆寝室のエアコンの活用②
【温度だけでなく湿度も快適に】
・快適な睡眠には、湿度は50%前後が理想といわれています。
理想な湿度を保てると、無理に温度をさげなくても快適な室内の空間になると思いますので、エアコンのドライ機能や除湿機能を使って湿度をコントロールすることがオススメです。
快適な睡眠は、疲労回復、自己治癒力の維持、脳疲労の回復、自律神経のバランスなど、体調面において本当に大切なことです。
夏場のエアコンを上手に利用して、少しでも快適な「快眠空間」を作って、質の良い睡眠をとりたいですね♪