犬の生活習慣病は肥満から?!
◆肥満予防が大切
人も犬も生活習慣病(予備軍含む)も多くは「肥満」が原因なことが多いといわれています。
「肥満」は人も犬も体に負担がかかってしまうので、肥満傾向があるワンちゃんは注意が必要です。
ワンちゃんの肥満の原因は食べ過ぎだと思われがちですが、それだけではなく、「運動不足」「食事だけが楽しみの生活」になり、その「退屈な生活」が肥満の原因ともいわれています。
食べ過ぎが原因の場合は、「食卓から人の食べ物を与える」ことが大きな原因の1つのようです。
人間の食べ物は塩分や脂肪分が多く含まれるものが多いため、ワンちゃんにとっては、カロリーオーバー、また、塩分過多になってしまいます。人の食べ物をご褒美だと思って、それが習慣化してしまうと、肥満傾向は加速していってしまうので要注意です。
また、退屈な生活を脱するためにも、「刺激」を与えることが良いといわれています。
肉体的にも精神的にも良いといわれるのが「お散歩」です。お散歩はもちろん、知らない場所へ行ったり、おもちゃで遊んであげたり、スキンシップやコミュニケーションをできるだけとることがオススメです。
◆肥満を放置しておくと?
肥満の状態のまま高齢になると、関節や靭帯などを痛めたり、歩行困難になる確率も高くなります。
また、心臓などの臓器にも負担が増し、寿命にも少なからず悪影響がでてきます。
今のところ目立った症状がなくても、肥満の状態が続いていると生活習慣病が進行しているかもしれません。
ワンちゃんに限らず、ペットは不調があった時、自分で病院に行くことはできませんし、話すこともできませんので、日頃の生活習慣から予防できたらいいですね。
ペットとの生活は、楽しみがあったり、癒しがあったりと、たくさんの良い面がありますが、その分、ペットの体調管理、病気に対する予防はきちんとして、できるだけ長く元気に楽しく暮らしていきたいですね♪